「籐右ェ門」ですっぽんラーメン

　じゃじゃ～～ん、とうとうこの日がやって来てしまいました。
以前、さたけさんが甥っ子連れて遊びに来た時に出た話で、遊佐町の「すっぽんラーメン」を食べに行こうって話が有ったんだよ。
よくある話で、今度何時か行きましょうって企画に成るのが嫌だったんで、ガンガンプッシュして本日決行ということに決まりました。
同行したメンバーは、俺、俺の嫁さん、さたけさん、彼の彼女の４名、白ちゃん夫妻はキャンセルって事でした。
今回は、さたけさんから出た企画だったんで彼の車で出動、７人乗りＭＰＶなんでかなりゆったり、乗り心地いいね～～♪
朝の９時位に迎えに来てくれるって話だったんだけど、まさかマジでピッタリに来てくれるとは・・・、全然シャワー浴びてたよ、俺。
何故に朝９時出動かって言うと、本日の１７時から、俺の会社の「新人歓迎会＆花見会」なる宴がチェリーランドで行われるんで、それまで帰って来れるようにって話、いや～申し訳なかったよ。
　道中、さたけさんの彼女を迎えに行って、後はひたすら１３号線→４７号線ルートを北上。
なんと言っても遊佐町だからね～、かなり遠い道のりなんだよね。
ちょうど昼位の時間に、遊佐町国道７号線沿いにある「食事処　籐右ェ門」に到着。
入店して、座敷に上がって直に店主らしき親父が現れて「すっぽんラーメン食べてみない？」って声を掛けてきた。
「それ目当てに着たんだよ」って話をして、「すっぽんラーメン」（９８０円）４人前を注文。
女性陣２人はすっぽんラーメンは食べないかもって話をしていたんだけどね、店の親父のすすめで結局食べて見る事に、そう来なくっちゃね、せっかく来たんだし。
ちょうどテレビでＮＨＫの「のど自慢」やっていたんで、まさに昼飯時って事なんだけど、俺達の他にお客さんは、４，５人位でした。
まぁ～日曜の昼なんてこんなものなのかな？
「作り方が普通のラーメンと違うから、ちょっと時間掛かるからね」とか「すっぽんは癖が無いように仕上げてるから心配しなくても大丈夫」とか、待ってる間ちょくちょく店の親父が能書きタレに来るのがうざったい。
やっと運ばれてきたかと思うと、又もや親父が「ちょっとだけ能書き聞いてくださいね」とか言いながら、同じ様な話をし出した。
「このラーメンは、麺よりもスープが重要ですので、多いようだったら麺を残してスープは残さず飲んでください、スープは滋養強壮のお薬と一緒です、食べる前にコショウは掛けないで下さい・・・・云々」１日何度と無く話してるんだろうね、かなり喋りなれてる感じで、すごく流暢だった、でもウザイのは変わんないんだけどさ。
　肝心のすっぽんラーメンですが、麺はよくある太麺でやや縮れ、乗ってる具はメンマ、ネギ、すっぽんの切り身でした。
親父一押しのスープですが、あっさりって言うかマイルドって言うか、とにかく全部飲むのはちょっと辛いかも、口飽きしてくるんだよね。
途中でコショウ入れてみたんだけど、パンチが聞いていい感じに成りました。
麺は思いの外多くってね、普通のラーメンの大盛位は有るんではないでしょうか。
俺的に可也問題だったのは、すっぽんの切り身、ダーク・グレーとニュートラル・グレーの部分が有って結構キツイ。
食感的には生煮えの鱈の皮の部分を食ってるような感じ、味は癖が無いんだけど後味生臭い感じ、昔青海亀の切り身食った事が有るんだけど、それはクラゲ喰ってるみたいで何とも無かったんだけど、今回は妙に辛い。
大量の麺と一緒に口に入れてガブガブ喰ってやったよ、即行完食してやった。
それからメンマの戻し甘いよ、未だ心が残っていてゴリゴリだった。
うちの嫁さんは、麺半分ほど残してスープは飲み干していました、他は全員完食。
いち早く食べ終わった俺は他の人の反応とかうかがっていたんだけど、他の人は「魚っぽい」、「骨入ってるね」とか言いながら普通に「すっぽん」を食っていました、過剰反応は俺だけだったみたい。
興味のある方は行って見ては？話のネタ位には成るでしょう。
　すっぽんの他にも「八目ウナギ定食」や「フグ料理」なんてのも有りました、結構高額だった様だけどね。
それから気に成ったのは、「近日発売 銘菓すっぽんポン」っていうポスター、すっぽんエキス入りのお菓子らしい。

　帰りは１１２号線使って鶴岡周りで帰って来ました。
寒河江に到着したのが１５時位だったんで会社の花見には全然まにあいました。
さたけさん、ドライバーご苦労様ね。


食事処　籐右ェ門（とうえもん）
遊佐町白木国道７号線沿い　コーナングループＧＳ隣
０２３４－７５－ ３７９６
　　（なごやかに みなくる）