「支那そば亭」で「とんこつチャーシュー」

　夜勤が終わってから、またもや飯食いに出かけることになった。
係長の柴ちゃんがパチンコで勝ったんで、ご馳走してくれるって話にいつの間にか成っていたんだよね。
夜中の１時に終わってから行く所なんて寒河江に有るわけもなく、またもや山形まで出ることにした。
お目当ては前回同様「修ちゃんラーメン山形駅前店」だったんだよね。
でもって本日の同行者は、俺、シコ、柴ちゃん、味木、それと前回ドライバーだったＡ木の５名。
今回もＡ木の危険極まりないドライビングを余すことなく体感出来ちゃう訳なんだよね、めちゃくちゃテリボー！
俺としては別な人間の車で行きたかったんだけど、柴ちゃんがどのくらい恐ろしいか体験したいとか言い出したのがヨロシく無かったんだよね・・・。
いや～～今回も凄かったよ、本日夜中の国道１１２号線は濃霧で３０ｍ先位までしか見えない状態、そこを８０Ｋｍ以上のスピードでバンバン進んでいくんだよ、それもふら付きながら。
助手席に柴ちゃんが乗って、残りの３人は後部シートに居たんだけど、全員後ろに仰け反ってたような感じでした。
なんとかかんとか山形駅前に到着、ニコニコパーキングに車を泊めて、歩いて修ちゃん方面に向かってすぐに気が付いてしまった。
看板の電気が消えてるんだよね、やっちゃった・・・。
ここの修ちゃんって火曜日～木曜日のうちどの日かを休むんだけど、そこに見事に当たっちゃった感じ。
実はこの辺ってラーメン屋が修ちゃんのほかに２件ほどあるんだよね、修ちゃんが休みだとなると「どさんこラーメン」ってことになるんだけど、流石に５人の大所帯（？）とも成るとカウンター席しかないこの店は中々厳しいわけよ。
そうすると残るは修ちゃんラーメンの向かいにある「支那そば亭」って事に成るんだけど、出来ればこの店には入りたくなかった。
その位不味い店なんだよね。
俺の記憶では過去に２度ほど同じシチュエーションでこの店に入ったことが有るんだけど、そのたびにガッカリした感じがあるんだよね。
出来れば他の店が良いかな～とか思って辺りを物色していたんだけど、柴ちゃんが何の躊躇も無くこの店に入店しちゃったのよ。
仕方ないんで俺も後に続いて入店、取りあえず「とんこつチャーシュー」をオーダー。
この時点で俺らのほかに客の姿は無し、でもオーダー済ませた後にちょっと柄の悪い風の兄ちゃんが３～４人入ってきたんだよ。
そしたらね店の親父俺らのところに来て、「とんこつ時間が掛かるから、先に向こうの奴出しちゃっていいかな？」とか言うのよ。
この時点で帰ってやろうとも思ったんだけど、しぶしぶＯＫしてやった。
そっから待つこと１５分くらい、何故に普通の中華そばよりとんこつラーメンの方が時間が掛かるのか判らないまま、やっとオーダー品が運ばれてきた。
待ちに待って出てきた「とんこつチャーシュー」の貴重な写真がこれ。
麺は細麺でストレート麺、カウンター席に座って麺茹でるの見ていたんだけど素人の俺が見てもその細さでこの湯で時間は茹で過ぎでしょって感じ。
食べてみて案の定、麺はウニャウニャ。
スープはねコショウを入れないと全然な状態。
いや～～、見事に期待通りな不味さだった。
食べ終わってから、柴ちゃんが「滅茶苦茶不味かった」と一言。
まぁ～～、今回は柴ちゃんの驕りなんで文句も程々にしておきました。
帰りは更に厳しかった、不味いラーメン食った後に彼の運転が疲れた体にこたえるんだよね。